MESSAGE
ありのままが
大切にされる園でありたい
春の太陽のにおい。夏のまぶしい日差し。秋の葉が落ちる音。冬の冷たさ。子どもは豊かな自然に包まれながら育ってほしいと願っています。
園庭にある大きな栗の木の下で、シャベルを片手に穴掘りに夢中になっている子の傍らに居ると、土の中から出てくる虫に目を丸くして心を踊らせ、その嬉しさを大好きな友達に伝えたくなっている子どもの姿に出会います。溢れ出てくるたどたどしくも思いの強い言葉や豊かな表情を見ていると、私たちはなんとも温かで幸せな気持ちに包まれます。
子どもの心もちは、大人である私たち自身の心の豊かさをも育ててくれるものですね。
私たちは、おなかが空けば泣きおむつが濡れれば泣きその都度抱きかかえられる赤ちゃんから、二本足で歩きはじめ、自我が芽生え、あまのじゃくな自己主張を経て、仲間とぶつかり合い、主張と協調を繰り返しながら一つの目標を定め仲間とともに物事を創り上げるようになるまでの6年間に渡るそれぞれの発達を支えながら、教育・保育を紡いで参ります。
あけぼのの「自分らしさ」が大切にされる園生活によって、子どもたちの自己効力感が高まり、これからの未来を生きていくために必要な非認知能力が育まれていきます。生涯にわたる人格形成の基礎となる「あけぼのライフ」を私たちとともに作り上げていきましょう。末永いお付き合いをどうぞよろしくおねがいいたします。